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デジタルグリッドコントローラ(DGC)

概要

デジタルグリッドコントローラ(Digital Grid Controller:DGC)は、DGRのように発電システムに対する直接的な電力制御機能は保有しないものの、取引機能を有するデジタルグリッドプラットフォーム(Digital Grid Platform : DGP)と通信しつつ、需要拠点に設置されたスマートメータのデータを取得しながら電力識別と融通決済をサポートする小型の装置です。低コストであり、またスマートメータに併設することで普及展開が可能なので、前述のDGRより早く普及できることが見込まれます。内部には気温、気圧センサも内蔵し、電力需要予測のためのデータを取得することも可能です。

デジタルグリッドコントローラ(DGC)
サービス概要

DGCは、電力量を正確に測定し、ブロックチェーン技術を用いた取引機能を有するDGPと通信しながら必要な情報を提供し、電力売買の取引結果は分散台帳に記録されます。

サービス概要

各種タイプ別DGC

現在提供予定のDGCには、自身では計量機能を持たずスマートメータの値をWi-Sun又はイーサネットを通じて読み取るtype B(開発終了)と、計量法準拠の計量機能を有するtype C(環境省事業にて開発中)があります。どちらも、発電機側に外部からの制御機能があれば、DGCを通じて制御することも可能となります。それにより将来的には、同時同量制御のため、電力購入先が確保された時のみ発電出力を行うような制御も可能になります。

 

サービス概要 サービス概要
  • 既存スマートメータに併設。その値をWi-Sun又はイーサネットを通じて読み取る
  • 2017年度浦和美園実証PJで完成
  • PCSを制御できるので、取引に応じて発電量の抑制が可能(PCS側が外部通信制御に対応している場合)
  • 計量法準拠の計測子メータ内蔵
  • 2018年度ブロックチェーン実証PJで完成予定
  • PCSを制御できるので、取引に応じて発電量の抑制が可能(PCS側が外部通信制御に対応している場合)

DGCの将来形

DGCは、メータ側が通信機能を持てば、電力のスマートメータだけでなくガスメータ・熱量計・水道メータの値を読むことも可能になっています。そのため、将来は、電力以外の取引にも活用可能にすることを予定しています。たとえば、水の使用量を把握できるようにすることで高齢者宅の見守りサービスや、太陽熱やバイオマス熱源の測定によるグリーン熱証書化への寄与など、様々な応用が考えられます。
また、DGC自身にAIチップを積むことにより、クラウド側の処理負荷を減らしつつ、設置サイト側に様々なサービスを提供する「エッジコンピューティング化」も視野に入れています。